どうぶつの本、猫の本

　猫を飼っている。
　猫と暮らすようになってから、猫の出てくる小説や写真集を買わなくなった。買うとしたら猫の飼い方の本、特に猫の病気について書いた本程度である。

　なにせ目の前に「生」の猫がいる。写真集を眺めるよりも、彼らを眺めていたほうが面白い。
　猫の出てくる小説も、以前より理解度が深くなった状態で読めるだろうが、小説を読む時間があったら今そこにいる猫を撫でたい。ま、猫の出てこない小説は読んでるんだけど、相変わらず。

　なので犬を飼っている人は犬の本を読むのか？　という疑問がちらっと心を掠めた。
　GWは読書三昧　人気連載陣がお薦め　大人の読書計画　春の100冊で穴澤賢氏が犬に関する本を推薦している。

　ま〜猫じゃないから読んでもいいかなと思った。
　猫だったら自分ちにいるし。
　いや、猫おなかいっぱい、とかじゃなく、浮気してるみたいさ、気が引けるんだよ。

　って思ったらうちのまるが…
　買っちゃおうかな。
　いやほら、猫の本だからじゃなくて、ええと、養老先生のファンだし。
　猫の本だけど、いや、猫の話を読みたいっていうのはあるし、ええとええと、

　多分、買います。